HVR-S270Jの拡大ファインダー [HDV]

知り合いのカメラマンさんからの依頼で270J用の拡大ファインダーを注文しました。

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自分もZ7J・EX1R用に使用しています。

270Jへの取付はこんな感じです。

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既存のVFはかなり近付かないとHDのフルフレームを確認しずらいのですが
この拡大ファインダーは余裕で見えます。
これでフレーミングとフォーカス合わせが楽になりますね。

怪しいライト対決!! [HDV]

世の映像業界はNABネタで盛り上がっていますが
ラスベガスに行くお金も余裕もないので、ニッチなネタで勝負します。

普段の撮影はPMW-EX1Rでの撮影がほとんどです。
100%バッテリー運用なので、ライトもバッテリー仕様です。
1年間程は以前も紹介した ウォーリーくん を使っていました。

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しかし、照射範囲が狭く、光量も足らないので新しいライトを
模索中でした。

今回、リストアップしたライトは以下の写真のものです。

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共に1万円以下でオークション等で購入してみました。

これから、簡単なテストリポートをしてみます。
(いつも通りの目視中心の評価です。悪しからず)

まずは、YONGNUO社の「YN160」です。

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型番が表わすように豆球サイズのLEDが160個搭載されています。
バッテリーは単三6本・Lバッテリー・多分パナのバッテリーの3種類が
使えるようです。

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問題の光量ですが、今回はセコニックの光量計も使ってみました。
ライトから約1mの距離で計測しました。

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このYN160は押しボタンスイッチで、約12ステップの調光が可能です。
電源SWは独立しています。電源ON時には必ずほぼ中間ステップに
リセットされるようです。
①電源ON時(中間ステップ)  約500Lx
②フル光量時         約1300Lx

色温度ですが、補正フィルター無しでは 約6200度ケルビン です。
同梱のアンバーフィルター装着時は 約2500度ケルビン以下になります。
カメラ側では調整不能というようなメッセージが出ます。
これは只のオレンジ色のパネルのようです。

照射範囲のイメージはこんな感じです。

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ウォーリー君と比べると照射範囲も広く、芯も小さいようです。

次は、TOPTEC社の「DV112T」です。
豆球サイズのLEDが120個搭載されています。
LED自体は「YN160」のものとかなり似ています。

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Lバッテリーで駆動します。F570で2時間程度駆動できるようです。

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このDV112Tはボリュームでほぼ無段階調光が可能です。
電源SWは独立しています。
①フル光量時         約800Lx

光量はLEDの数に比例するようです。

色温度ですが、補正フィルター無しでは 約6000度ケルビン です。
同梱のアンバーフィルター装着時は 約4000度ケルビンになります。
この補正フィルターも怪しい感じですが、O型としては許容範囲です。

照射範囲のイメージはこんな感じです。

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やはりウォーリー君と比べると照射範囲も広く、芯も小さいようです。

最後は今まで使用していた ウォーリー君こと 
PRO-X社の「XD-L32S」です。

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このXD-L32SはLバッテリーと外部DC入力7~17Vでの
駆動が可能です。Dタップケーブルにより、PMW-320等の
カムコーダーでの使用も可能です。
残念ながら調光機能は搭載していません。

①フル光量時         約250Lx

色温度ですが、 約3400度ケルビン です。
ほぼタングステンと同等ですね。
色温度がタングステンに近いという事がこの機器の
最大のメリットと言えると思います。

照射範囲のイメージはこんな感じです。

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かなり大型のLED2個での照射の為なのか、照射範囲は狭く
芯も目立つようです。

簡単に3台の怪しいライトをテストしてみました。
今回、採用としたのはこのライトです。

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3代目カメラライトは TOPTEC社の「DV112T」 に決定しました。
しばらくこれをメインに使っていこうと思います。
採用のポイントはカメラとの装着バランスと光量調節のし易さが
大きかったと思います。

尚、このレポートはほぼ100%主観によるものですので
購入の参考にされる場合は慎重にご判断下さい。

さて、いつの間にやらPMW-320Kも当方機材の仲間入りをしています。
特段、大きな不満はないのですが、ファインダーのアイピースの開口部が
狭いからなのか、メガネ着用時はかなり密着させないとHDのフルフレームを
確認する事が困難です。もう少し余裕をもった設計にしておいてくれると
有り難いと思いました。

PMW-EX100R? [HDV]

PMW-EX100Rを製作してみました。

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ベースは見ての通りのEX1Rです。
往年の名機?のBVP-7のショルダーパッド部分を
無理やり取り付けてみました。

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現段階では普通に担ぐとカメラが少しお辞儀気味になるので
取り付け高さを調整して、よりフィットするようにする積もりです。

近々、PMW-320が届くはずですが、出てくる映像はそんなに変わらないなら
こんな掟破りの工作もOKではないでしょうか?

2010-10-09 [HDV]

池上通信機のHDS-V10に乗せるミニライトを選定しました。
ソニー・PRO-X・IDX等を候補としていましたが
最終的にザハトラーのリポーター8に決定しました。

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選考の理由として
①低消費電力
②色温度はタングステン(3000~3200°K)に近いもの
③デザインがV10にマッチするもの    が挙げられます。

懸念された明るさですが、ディマーMAXで従来の電球タイプの
20Wを凌ぐ明るさ(いつも通りの目視ですが・・・)は確保して
いるようです。

今回のライト選定で機材の全てが揃いました。(あくまでも知り合い
のカメラマンのものですが・・・)

11日には現場での撮影テストの予定です。

HDS-V10のレンズ選び [HDV]

知り合いが池上通信機のHDS-V10の購入を決めたので
レンズ選びのお手伝いをしました。

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できれば放送用のHDレンズが望ましいのですが、予算的に厳しい
ところが有り、放送用のSDレンズの中古を探す事にしました。

いろいろな情報を元に候補をJ15とJ21の2本に絞りテストを行いました。
勿論、いつもの通りの目視テストです。
結果、若干ではありますがJ15の方が周辺の収差が少ないように感じました。
当然、個体差はあると思います。
J21は倍率が高い分、少し無理があるように思います。

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J15の中古品の物色を始めた矢先
やはり無理してでも新品のレンズにしたいとの申し出がありました。
池上さんがフジノンのレンズをかなり値引いて下さるとの事でしたので
少し予算オーバーのようでしたが、ZA17に決定しました。

29日に納品になるので立会いをしてきます。


パナソニックの3Dカメラ [HDV]

3ヶ月のご無沙汰でした。
少し多忙であったのと、ネタ不足が原因でBLOG-UPを
サボっておりました。
健康面でのご心配をされていた方もいらしたようですが
何とか生きておりました。今はかなりの夏バテ中ですが・・・

さて、本日パナソニックの3Dカメラのデモ機が届きました。

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明日は知人の結婚披露宴を撮影してみる予定です。
さてどんな感じになるのか楽しみです。

CYPRESS社 HDMI入力レコーダー CHD-PVR80G [HDV]

PMW-EX1RでフルHD記録している時にバックアップでもフルHD記録ができる
レコーダーを探していたところ、サイプレス社のCHD-PVR80Gという機器が見つかりました。
http://www.cypconverters.com.au/pc-multimedia/chd-pvr80g.html
HDD80GBとSDカードでのAVC-HD記録が可能です。

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HDMIだけではなく、コンポーネント・コンポジット・YCの4方式での入力が可能です。
EX1RとはHDMIで接続しました。

テスト記録の画像です。

まずは、EX1RでのS×Sカードでの記録画像です。

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続いて、CHD-PVR80Gでの記録画像です。

AVCHD-1.jpg

ある程度の照明条件下での静止画ではほとんど区別が付きません。

但し、最高ビットレートが 10Mbps という事で、早い動きや
なだらかなグラデーションでは、残念ながら圧縮の破綻が見受けられます。
ビットレートは24Mbpsまで上げて欲しいものです。

現状でフルHDでのバックアップ記録ができるポータブルレコーダーは
nanoFLASHとPANASONICしかなく、少し高価に思われます。
できれば15万円以下でCF又はSDカードでフルHD記録できるレコーダーを
どこかで出してくれないかなと思うこの頃です。

発想的には CHD-PVR80G はGOODなのですが・・・

SECCED ビデオ三脚使用レポート [HDV]

先日、導入したのはSECCEDの Ares2 というビデオ三脚です。
外観はドイツ製のザハトラーと良く似ています。

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最大搭載量は6Kgですので、業務用HDVやEXシリーズに適した三脚です。

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EX1Rとビデオライト&バッテリーで約4Kg程で使用してみました。

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パン・ティルト調整はそれぞれ3段階。
カウンターバランスは4段階あります。この機器構成では 1の目盛り で
ほぼバランスが取れます。(写真では目盛り4ですが・・・)

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上下45度を超えると少しバランスが怪しくなりますが、通常の使用形態では
大きな問題はありませんでした。

三脚部はアルミです。脚部のロックも割りとしっかりしています。

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グランドスプレッダーはビンテンに良く似ています。

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ミッドスプレッダーにも対応しています。

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実際に使用してみた印象としては、パン・ティルトのフィーリングは
本家ザハトラーと比較しても大きな遜色はないように思います。
価格が約1/4という事を考えればかなり優秀なのではないかと思います。

問題は今後の耐久性がどうなのかといところではないでしょうか?
現在のフィーリングがいつまで継続するのか楽しみです。


LEDライトの検証 [HDV]

従来使用していたLEDライトが大きく、重心が高く手持ち時の
バランスが悪かったので、新しいライトを導入しました。

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ウォーリー君です。
正式名称は、PRO-X社の XD-L32S です。

今まではソニーのHVL-LBPを使用していました。

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背が高いのは良いのですが、どうしても重心が高くなります。

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新規導入LEDライトは背が低く、ライトヘッドの角度調整も容易です。

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問題の照度ですが、正確な測定環境がないのであくまでも目視及び
カメラからの情報にも基づいてレポートします。
被写体との距離は約1m。絞りはカメラ側の輝度表示で75%となるように
調整しました。ホワイトバランスは3200度Kプリセットです。

まずは、XD-L32Sです。

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この状態でファインダー内表示は F4 です。

次は、HVL-LBPです。

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この状態でファインダー内表示は F3.4 です。

若干、XD-L32Sの方が明るいようです。

お気づきの方もいると思いますが、ライトの色温度が
XD-L32Sは3200度K / HVL-LBPは5600度Kとなっています。
この色温度もXD-L32Sを選択した理由のひとつです。

現在はソニー製も型番のお尻に A が付き、アンバーフィルターが
装着できるようになっています。

続いてのテストは照射範囲です。

まずは、XD-L32Sです。

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2つのLEDで照射しているの、範囲が狭く芯があります。
パラフィン等でソフトにしてあげる必要がありますね。

次は、HVL-LBPです。

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こちらは10個のLEDで照射していますので、範囲も広く芯も少ないですね。

さて、重量・消費電力ですが、
XD-L32Sは400g / 6W  HVL-LBPは420g / 16W です。
重量はほぼ同じですが、消費電力は2倍以上の開きがあります。
XD-L32Sでは小さいバッテリーでも長持ちしますので
使用時の重量面では有利に働きます。

総括ですが、XD-L32Sではどうしても拡散する必要が出てくるので
HVL-LBPとの照度差は実用上は無視しても良いと思います。
HVL-LBPAとなり色温度の問題もクリアーされています。
最終的には重心高と重量の差でハンディ時のホールドが変わってくるので
個人的な軍配は XD-L32S 挙げさせて頂きます。

PMW-EX1Rのウィンドジャマー [HDV]

PMW-EX1Rの内蔵ステレオマイクがあまり良くないので
Z7J等の標準マイクを付けてみました。

いつも撮影をお願いしている女性カメラマンから
手作りのウィンドジャマーを頂きました。

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少しケバケバしていますが防風性能は確かなようです。

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